【5】5分でわかる「ローリングプラン/コンティンジェンシープラン」中小企業診断士/企業経営理論

【経営計画策定プロセス】

①戦略策定のガイドラインの提示(トップマネジメント)
②中長期計画の作成(各部門)
③全社計画の作成(トップと各部門のすり合わせ)
④事業計画の作成(各部門)
⑤PDCAサイクルによる進捗の管理を行う(経営計画部門)

 

【プロセス型(学習型)アプローチ】

分析型アプローチの限界に対応する形で、1970年代末以降に展開されたのがプロセス型アプローチである。
プロセス型アプローチでは戦略的意思決定をトップマネジメントや本社の経営企画スタッフだけでなく、組織全体から生み出されるものとし、経営戦略を企業と環境の相互作用や企業内のダイナミックな変化から生じる「パターン」として考える。
つまり経営戦略とは「個別企業のこれまでの歴史的産物(プロセスの産物)」であり「行動の中から戦略が生み出される」というものである。
プロセス型アプローチでは、最終目的であるビジョンを明確に示すとともに実際の事業活動で生じる予期せぬ事象を撹乱要因ではなく、当然に生じうる学習の機会として、より積極的に捉え、ビジョンに至るプロセスを常に見直し変更修正をする。
そのためにはそれぞれの企業が明確な組織文化を構築し、情報交換や知識の累積(組織学習)を頻繁に行い、容易に価値観の共有を測れる柔軟な組織になっていなければならない。
つまり当初、意図していなかった偶発的な事象に対しても事後的に対応することで「戦略」として取り組んでいくのである(このことを特に創発戦略と呼ぶことがある)

 

【関連動画】

【3】8分でわかる「PDCAサイクル」中小企業診断士/企業経営理論 PDCAのテンプレートのダウンロードはこちら▼
https://youtu.be/W7NM2PgQJs8