2分でわかる「経営管理」

経営戦略には目標を達するための行為のコースや行動指針、すなわち、計画(Plan)としての側面がある。
しかしながら経営目標の達成のためには、単に計画を立てるだけでなく、企業内部の経営資源(財務資源や人的資源など)の効率的な運営・管理(マネジメント)が必要である。
そのためのフレームワークとしてPDSサイクルやPDCAサイクルがある。

マネジメントサイクル

PDSサイクル

戦略実行の管理のためのフレームワークとしては、マネジメントサイクルがある。
マネジメントサイクルとは計画(Plan)→実行(Do)→統制(See)という管理要素の一連の流れがある。

pdcaサイクル

PDSサイクルとほぼ同じ内容の管理活動のためのフレームワークとしてPDCA(Plan・Do・Check・Acion)サイクルがある。
まず目標を設定し、それを具体的な計画に落とし込む(Plan)。
次に組織構造と役割を決めて人員を配置し、組織構成員の動機付けを図り、具体的な行動を指揮・命令する(Do)。
途中で成果を測定・評価し(Check)、
必要に応じて修正を加える(Action)。
1つのサイクルが終わったら反省点を踏まえて再計画のプロセスへ入り、次期もまた新たなPDCAサイクルを進める。

 

経営計画

経営計画の意義

経営計画とは企業で策定される諸計画のことである。
計画とは時間的な限定のついた具体的行動予定であり「誰が」「いつ」「何を」行うかを特定化したものである。

経営計画の種類

総合計画と部門計画
計画の対象領域を基準とした分類である。

1  総合計画
企業全体を対象領域とする全体計画である。

2 部門計画
企業のを特定部門や特定職能を対象領域とする部分計画である。

 

個別計画と期間計画
計画対象の内容の分類である。

1  個別計画
プロジェクト計画とも言う。
特定の課題に対する計画であり新製品の開発計画、設備投資計画などがこれに該当する。

2  期間計画
計画の期間による分類である。
通常1年以内の計画を短期計画、1年を超える計画を長期計画という。
3年から5年を長期計画、2年から3年を中期計画という場合もある。

経営計画策定プロセス

経営計画の策定にあたっては一般的に以下の手順を取る場合が多いと考えられる。

1 戦略策定のガイドラインの提示(トップマネジメント)
2 中期計画の作成(各部門)
3 全体計画の作成(トップと各部門のすり合わせ)
4 事業計画の作成(各部門)
5 PDCA による進捗の管理を行う(経営企画部門)

経営計画の修正

企業を取り巻く環境の変化が激しい今日、計画が陳腐化したり、計画策定時点では予期しなかった事象が起こったりする可能性もある。
そういった場合に対応するための経営計画の修正方法として、ローリングプランコンティンジェンシープランがある。

1 ローリングプラン
ローリングプランは中長期計画の内容を定期的に見直し、部分的に修正を加えていく技法のことである。

2 コンティンジェンシープラン
コンティンジェンシープランは企業の業績に対する影響の大きい不測事象をあらかじめ想定し、その適応行動を事前に策定しておき、その内容を具体化したものである。
状況対応計画、あるいはシャドープラントも言われる。
コンティンジェンシープランを作成しておくことは、適応行動の柔軟性、迅速性という点ではメリットがあるが、計画策定に関するコストの増大というデメリットもあり、どこに妥協点を見出すかが策定上のポイントとなる。

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