3分でわかる「企業活動と経営戦略」

企業の規模や業種は様々であるがここでは企業活動とは何か経営戦略とは何かについて考察する。
合わせて経営戦略と経営管理の関係について見ていく。

 

企業活動とは

上記の図は企業活動を一般的に表現したものである。
例えば製造業の場合には原材料市場において原材料供給者から原材料を購入する。
また必要であれば金融市場から資金を労働市場から労働力をそれぞれ調達して製品を生産行いそれに付加価値をつけて製品市場で販売し資金を回収する。
このような企業活動のうち、原材料市場、金融市場、労働市場、製品市場の四つの市場に対しての活動は企業の外部環境に対しての活動と考えることができる。
しかしながら生産や販売といった活動は労働市場により調達した人により行われておりその人間の集団は組織であるから組織内における共同がまた重要なテーマとなるこのように企業活動は外部環境に対する活動と内部組織に対する働きかけの両方によって成立していると考えることができ、同時に両者へのマネジメント(経営管理活動)も必要となる。
また企業の活動というものは上記のような活動を特定の回数を行うというものではなく長い期間にわたって繰り返し行なっていくものである。
このように企業活動というものは将来にわたって継続していくものであるという前提のことを
ゴーイングコンサーンと言う。

 

オープンシステムとしての企業

外部環境との間にが存在しているシステムをオープンシステムといい、外部環境と遮断された内部だけの活動を行うシステムをクローズドシステムという。
既に述べたように企業は原材料市場金融市場労働市場製品市場の四つの市場に対して活動を行っているため当然ながらオープンシステムと言える。

 

経営戦略の概念

先述の通り企業は外部環境からの影響を受けることになるが企業と外部環境とのかかわりに関するものとして経営戦略という概念がある元来、軍用用語であった「戦略」の概念を企業経営に適用したのは1960年代のアメリカからであり、経営戦略は激しい環境変化に柔軟に対応する概念として重視されてきた。

経営戦略の概念には多様なものがあるが「環境適応パターン(企業と環境との関わり方)を将来志向的に表す構造であり企業内の人々の意思決定の指針となるもの」と捉えることができる。

経営戦略は大きく経営戦略(あるいは全社戦略成長戦略)と事業戦略(あるいは競争戦略)機能戦略に階層的に分類されさらにいくつかのプロセスによって構成される。