株式取引で考える貿易ビジネスの稼ぎ方

貿易転売ビジネス関連のツールが増え、日本のAmazonと海外のAmazonの価格差を調べるツールを利用されている方も多いと思います。

しかし、ツール利用者は増えているものの、貿易転売ビジネスで利益を出している方は、それほど増えていないように感じられます。

これには明確な理由があります。

既に貿易転売ビジネスで利益を出している方は、価格差をデータとして用いてはいるものの、そこまで重要視していないからです。

他のデータへも目を向けることが大切になってくるのです。

例えば商品のランキングやレビュー、出品者数などです。

僕は仕入れを行う際、価格差などの指標はあまり重視しません。

例え価格差が5万円あったとしても、過去1年間で1個も売れておらず、将来も売れる要素が無ければ仕入れをする意味が無いからです。

ただし、ランキングが〇位以上などのデータも僕は重要視しません。

株式取引で考えてみる。

投資とビジネスは非常に似ていて、代々の資産家も、一代で巨万の富を築いた実業家も「投資」という視点で、ビジネスから日々の暮らしまで、すべての物事を判断しています。

今回は貿易ビジネスを株式投資に例えて考えてみましょう。

株の割安感を計るPER(株価収益率)と言う指標があります。

PERは会社の利益と株価の関係を示しています。計算式は下記になります。

PER(株価収益率)=時価総額÷純利益

上記の計算式を用いれば、1株が純利の何倍で取引されているかを知ることができるのです。

貿易転売ビジネスでも、PERのような相対的な指標を取り入れるべきなのです。

貿易転売ビジネスでは、下記の計算式で相対的な指標を出すことが可能です。

予想販売数÷出品者数

クラベールなどのサイトを利用すれば予想販売数は容易にチェックすることが可能です。

今回は上記の計算式をQSR(Quantity Seller Ratio)とします。

既にこう言った指標を用いている方もいると思いますが、初心者のためにも説明を続けさせていただきます。

QSRが10の場合、1人の販売者あたり10個の商品を売っていることになります。

すなわち、自分自身も10個商品を仕入れれば良いのです。

また10個仕入れられる商品であるにも関わらず、10個仕入れていない販売者も多く見られます。

例えば月間の販売予測数が100で、販売者が10人の場合、QSRは10にも関わらず、他の販売者が在庫を2個しか持っていない場合などです。

これらの商品は積極的に仕入れを行う商品と言えます。

多くの利益をあげている販売者でも、初心者でも、利益をあげるためには、こう言った考え方が必要なのです。

もちろん用いている計算式やルールは若干異なるかもしれません。

しかし、多くの成功者は、これらのルールに適合した商品を外注やパートに依頼し探しているのです。

もちろん、商品の価格差やランキングなども、輸入転売ビジネスをはじめたばかりの初心者が最初の指標とするには良いでしょう。

しかし、それだけで利益を上げ続けられるほど輸入転売ビジネスは甘くなりません。

価格差を抽出するツールを使って利益が出ている人、出ていない人の差は、ツールを使ったあとに何をするかが重要となってくるのです。

ルールに合致する商品を探すのは手間がかかります。

本格的に貿易転売ビジネスを行うのであれば、上述したように外注したりパートを雇う必要があります。

そのため、ルールは極力シンプルにし、しっかりとしたマニュアルを作成し外注やパートに教育を行う必要があります。

人を育成することも貿易転売ビジネスで成功するための大切な要素になります。

利益を出すための重要な指標 まとめ

商品の販売者数

商品の販売者数を確認すると、非常に多くのライバルが存在することが分かると思います。中にはライバルの多さに仕入れを躊躇ってしまう方もいるでしょう。そのため、Amazonのカートの価格から10%以内の価格を設定している販売者をライバルとして見るようにしましょう。

販売数の予測

低ランキングの商品であれば前述したクラベールなどのサイトを利用し販売数の予測が可能です。ランキング上位の商品に関しては、Amazonの在庫数を直接調べて販売数を予測する必要があります。ランキング上位の商品はライバルも非常に多く存在しますので、まずはランキング下位で売れる商品を探しましょう。

商品重量とサイズ

商品サイズが大きすぎて送れなかったり、予想より多くの送料がかかり、利益を圧迫してしまう失敗は誰でも経験するでしょう。面倒ですが、商品の重量とサイズも事前に確認しましょう。双方とも梱包材のサイズや重量も忘れることが無いように注意が必要です。

商品レビューの質

せっかく仕入れを行った商品も、悪いレビューが付いてしまうと売り上げが激減します。Amazonの「最も参考になったレビュー」は特に注意が必要です。新しいレビューの質は常に意識しましょう。

投下資本利益率を理解する

商品をいくら仕入れたら、いくらの利益になるのかも指標として意識しましょう。計算式は下記になります。

Amazonからの入金額÷仕入れにかかった費用

貿易転売ビジネスでは絶対に意識するべき指標です。

売上利益率を理解する

こちらも非常に重要な指標です。売上に対して、どれぐらいの利益があるかを知ることができます。

Amazonスポンサープロダクトを利用する際などは損益分岐点を調べ、商品に対してどれだけかけるべきかが分かります。